国語の原理原則
国語の問題を解くときに、最初に理解しておかなければならないことがある
それは、国語は自分の考えを答える教科ではないということだ。
文章を読んで、自分はこう思った、自分ならこう考えるという感想を答えるのではない。大切なのは、筆者が何を伝えようとしているのかを正確に読み取り、その内容に基づいて答えることだ。
ここを勘違いすると、国語の成績はなかなか安定しない。
自分の感覚で文章を読まない
国語が苦手な子に多いのが、本文に書かれていることを自分の感覚や経験に置き換えて考えてしまうことだ。
例えば、登場人物の気持ちを問われたときに、自分だったら悲しいと思うから悲しいに違いないと考える。
しかし、国語ではそれでは不十分だ。
自分ならどう感じるかではなく、本文の中でその人物がどのような行動をし、どのような言葉を発し、どのような状況に置かれているのかを確認しなければならない。
説明文や論説文でも同じだ。
自分がその意見に賛成か反対かは関係ない。
問われているのは、筆者が何を主張し、その理由をどのように説明しているかである。
答えの根拠は必ず本文にある
そして、国語で最も大切なのが、答えの根拠を文中から探すことだ。
正解には必ず理由がある。
その理由は、自分の頭の中ではなく本文の中にある。
選択肢問題でも記述問題でも同じだ。
なんとなくこれが正しそう、たぶんこういう意味だろうという感覚だけで答えてはいけない。
この選択肢が正しいのは、本文のどこに書かれているからなのか。
この記述を書くための材料は、本文のどこにあるのか。
そこまで確認して初めて、根拠を持って問題を解いたことになる。
たまたま正解することと、根拠を持って正解することは全く違う。
国語は感覚ではなく根拠で解く
国語の原理原則は非常にシンプルだ。
筆者の考えを正確に読み取る。
本文を自分の感覚で勝手に解釈しない。
そして、答えの根拠を必ず文中から探す。
この三つを徹底するだけでも、問題への向き合い方は大きく変わる。
国語は感覚で解く教科ではない。
本文を丁寧に読み、根拠を積み重ねながら答えを導き出す教科である。
この原理原則を繰り返し意識し、習慣になるまで徹底することが、国語の得点を安定させ、さらに伸ばしていくための第一歩となる。

