戸塚国語塾の夏期講習|なぜ中学受験の国語では記述対策が必要なのか
中学受験の国語において、記述問題は合否を分ける重要な問題の一つ
選択肢問題では正解を選べるのに、記述問題になると手が止まってしまう。本文の内容は理解しているように見えるのに、答案にはうまくまとめられない。
こうしたお悩みを持つ保護者の方は少なくありません。
記述問題では、単に文章を読めるだけでは十分ではありません。
「設問が何を聞いているのか」
「本文のどこを根拠にするのか」
「答えに必要な要素はいくつあるのか」
「それらをどのような順番で書くのか」
こうした複数の力が求められます。
戸塚国語塾の夏期講習では、中学受験の国語で得点差がつきやすい「記述問題の書き方」に特化して指導しています。
記述問題が書けない原因を明確にする
記述問題が苦手な生徒に対して、ただ「もっと詳しく書きましょう」「本文をよく読みましょう」と伝えるだけでは、なかなか改善しません。
なぜなら、生徒自身が「何が足りなかったのか」を理解できていないからです。
戸塚国語塾では、記述問題に取り組む際、まず設問の確認から始めます。
理由を聞かれているのか。
心情を聞かれているのか。
傍線部の内容を言い換えるのか。
筆者の主張をまとめるのか。
設問によって、答案に入れるべき内容は異なります。
いきなり文章を書かせるのではなく、まず「何について答える問題なのか」を明確にし、その後、本文中から根拠となる箇所を探します。
記述問題を感覚で解かせるのではなく、解答までの手順を一つひとつ身につけてもらうことが、戸塚国語塾の指導の特徴です。
物語文は「出来事」と「心情」を結びつける
物語文では、登場人物の心情を問う記述問題が多く出題されます。
このとき、「悲しかった」「うれしかった」「悔しかった」と気持ちだけを書いても、十分な得点にはつながりません。
大切なのは、
「誰が」
「誰に対して」
「どのようなことがあり」
「その出来事をどのように受け止め」
「どのような心情になったのか」
という流れで考えることです。
例えば、登場人物が泣いている場面でも、必ずしも悲しいとは限りません。
努力が報われてうれしかったのかもしれません。相手の優しさに触れて感動したのかもしれません。緊張から解放されて安心したのかもしれません。
そのため、戸塚国語塾では、表情や行動だけで気持ちを判断するのではなく、その前後に何があったのかを必ず確認します。
登場人物の心情が変化したきっかけを本文から見つけ、出来事と心情をつなげて答案にする練習を重ねます。
論説文は「筆者の主張」と「理由」を整理する
論説文や説明文では、筆者が何を伝えたいのかを正確に捉える必要があります。
しかし、文章の中には、筆者自身の主張だけでなく、一般的な考え方、反対意見、具体例、体験談なども書かれています。
そのため、文章に書いてある内容をそのまま抜き出すだけでは、設問に正しく答えられないことがあります。
戸塚国語塾では、論説文を読む際に、
「文章の話題は何か」
「筆者が問題だと考えていることは何か」
「筆者が最も伝えたいことは何か」
「なぜ筆者はそのように考えているのか」
「具体例は何を説明するために使われているのか」
を整理します。
また、「しかし」「つまり」「一方で」「このように」といった接続語にも注目し、文章の流れや段落同士の関係を確認します。
筆者の主張と、その根拠となる理由や具体例を結びつけることで、論説文の記述問題でも必要な要素を見つけやすくなります。
一人ひとりの記述答案を採点する
記述問題は、模範解答を見ただけでは上達しにくい分野です。
模範解答を読めば、「なるほど」と理解したように感じます。しかし、自分の答案のどこが不足していたのかを確認しなければ、次の問題でも同じ間違いを繰り返してしまいます。
戸塚国語塾の夏期講習では、生徒一人ひとりが書いた記述答案を採点します。
同じ問題に取り組んでも、答案の課題はそれぞれ異なります。
心情は書けているものの、心情の原因となる出来事が抜けている。
本文の根拠は見つけられているものの、主語が抜けている。
文字数は書けているものの、設問で聞かれていない内容が含まれている。
自分の感想を書いてしまい、本文の内容から離れている。
こうした答案を一つずつ確認し、
「どこまでは書けているのか」
「何が不足しているのか」
「本文のどこを加えれば得点になるのか」
「どのような順番に直せば伝わりやすいのか」
を具体的に指導します。
全員に同じ模範解答を示して終わるのではなく、一人ひとりの答案に合わせて改善点を伝えることを大切にしています。
書き直しまで行うことで答案力を伸ばす
記述問題は、採点結果を聞くだけでは十分ではありません。
大切なのは、指摘された内容を踏まえて、自分でもう一度答案を書き直すことです。
戸塚国語塾では、必要に応じて答案の書き直しを行います。
どの要素を加えるのか。
不要な表現をどこまで削るのか。
主語と述語が正しくつながっているか。
設問に対する答えとして成立しているか。
こうした点を確認しながら書き直すことで、記述問題の正しい答案の作り方を身につけていきます。
先生の解答を写すのではなく、自分が最初に書いた答案をもとに修正することで、「次は何に気をつければよいか」が具体的に分かるようになります。
記述問題を国語の得点源にする
記述問題を苦手としている生徒の中には、問題を見ただけで諦め、空欄にしてしまう子もいます。
しかし、中学受験の記述問題は、自由な作文ではありません。
設問を確認し、本文から根拠を探し、必要な要素を組み合わせて答える問題です。
最初から完璧な答案を書く必要はありません。
まずは空欄にせず、本文から根拠を一つ見つける。次に、答えに必要な要素を加える。そして、それらを採点者に伝わる文章にまとめる。
この手順を繰り返すことで、記述問題は少しずつ書けるようになります。
中学受験の国語では、記述問題で部分点を積み重ねられるかどうかが、最終的な得点に大きく影響します。
戸塚国語塾の夏期講習では、一人ひとりの記述答案を丁寧に採点し、書き直しまで行いながら、記述問題を「苦手な問題」から「得点源となる問題」へ変えることを目指しています。
この夏、記述問題の正しい解き方と書き方を身につけ、中学受験の国語に自信を持てるよう、丁寧に指導していきます。

