中学受験の国語が伸びない小5・小6へ、25年の指導でわかった偏差値が上がる論理的読解法
国語の偏差値を伸ばす論理的手法
中学受験の勉強で、算数や理科は点数が上がってきたのに、国語だけなかなか伸びない。
小5・小6になると、このような相談がとても増えます。
「文章は読んでいるのに、選択肢で間違える」
「記述は何を書けばいいのかわからない」
「本文に線を引いているのに、答えが合わない」
「模試になると国語の偏差値が安定しない」
中学受験の国語は、ただ本を読むだけでは伸びません。
また、感覚やセンスだけで解くものでもありません。
国語の偏差値を上げるために必要なのは、文章を論理的に読み、根拠をもとに答える力です。
戸塚国語塾では、25年以上の指導経験をもとに、小5・小6の中学受験生に向けて、論理的読解法を徹底して指導しています。オンライン授業でも同じ考え方で、全国の生徒に対応しています。
国語が伸びない子に多い共通点
中学受験の国語が伸びない子には、いくつか共通点があります。
まず多いのが、本文を読んでいるようで、実は「なんとなく読んでいる」ケースです。
物語文であれば登場人物の気持ちを雰囲気でとらえ、説明文・論説文であれば筆者の主張をぼんやり理解したまま問題に入ってしまいます。
次に多いのが、選択肢を最初から見てしまうことです。
選択肢を見ながら「これは違いそう」「こっちの方が近い気がする」と消去法で選んでいると、最後の2択で迷いやすくなります。
中学受験の国語では、最後の2択こそが勝負です。
その2択を感覚で選んでいるうちは、偏差値は安定しません。
大切なのは、選択肢を見る前に、本文のどこに根拠があるのかを考えることです。
国語は「気持ちを考える科目」ではない
特に物語文では、「登場人物の気持ちを考えなさい」と言われることが多いと思います。
しかし、中学受験の国語で必要なのは、自由に気持ちを想像することではありません。
本文に書かれている行動、会話、表情、場面の変化から、根拠をもとに気持ちを読み取ることが重要です。
たとえば、登場人物が「黙って下を向いた」と書かれていれば、そこから悲しみ、後悔、不安、怒りなどを考えることはできます。
しかし、どれが正しいかは、前後の文脈によって決まります。
つまり、国語の答えは自分の頭の中にあるのではなく、本文の中にあります。
この考え方を徹底できるようになると、物語文の読み方が大きく変わります。
説明文・論説文は「筆者の主張」をつかむ
小5・小6になると、説明文や論説文の文章が一気に難しくなります。
抽象的なテーマ、長い文章、見慣れない言葉が増えるため、読むだけで疲れてしまう生徒も多いです。
ここで大切なのは、文章全体を細かく覚えようとしないことです。
説明文・論説文では、筆者が何について説明しているのか、何を一番伝えたいのかをつかむ必要があります。
そのためには、次のような言葉に注意して読みます。
「しかし」
「つまり」
「たとえば」
「なぜなら」
「このように」
「大切なのは」
これらの言葉は、文章の流れをつかむための目印です。
特に「しかし」の後ろには、筆者の言いたいことが出やすく、「つまり」の後ろにはまとめが出やすくなります。
文章をすべて同じ重さで読むのではなく、重要な部分と具体例の部分を区別する。
これが論理的読解の第一歩です。
線を引きすぎると、逆に読めなくなる
国語が苦手な子ほど、本文にたくさん線を引いてしまうことがあります。
もちろん、線を引くこと自体が悪いわけではありません。
しかし、何でもかんでも線を引いてしまうと、結局どこが大事なのかわからなくなります。
戸塚国語塾では、文章を読むときは極力、線を引きすぎないように指導しています。
線を引く場合も、筆者の主張、登場人物の気持ちが変化した部分、設問に関係する根拠など、必要最低限にしぼります。
特に近年の中学受験では、長い文章が増えています。
入試過去問では、1ページあたり2分を目安に読み進める意識も必要です。
線を引く作業に時間を使いすぎると、問題を解く時間がなくなります。
大切なのは、線を引くことではなく、内容を理解することです。
選択肢問題は「本文の言い換え」を探す
中学受験の国語で最も差がつくのが、選択肢問題です。
国語が苦手な生徒は、選択肢を読んで「なんとなく合っていそう」と判断してしまいます。
しかし、正しい選択肢は、本文の内容を別の言葉で言い換えたものです。
つまり、選択肢問題でやるべきことは、本文と選択肢を照合することです。
本文に書かれていない内容が入っていないか。
言い過ぎになっていないか。
原因と結果が逆になっていないか。
登場人物の気持ちがずれていないか。
筆者の主張と反対になっていないか。
こうした視点で一つひとつ確認していきます。
「最後の2択でいつも迷う」という生徒は、本文の根拠に戻る習慣が弱いことが多いです。
選択肢を見比べるだけでは、正答率は上がりません。
必ず本文に戻ることが重要です。
記述問題は「型」で書けるようになる
記述問題が苦手な生徒は、「何を書けばいいかわからない」と言います。
しかし、記述にも型があります。
たとえば物語文で気持ちを書く場合は、
「きっかけ」
「気持ち」
「理由」
を整理します。
説明文で理由を問われた場合は、
「筆者の主張」
「理由」
「本文中の具体的内容」
を組み合わせます。
記述は自由作文ではありません。
本文の根拠を使って、設問に合う形でまとめる問題です。
そのため、記述力を伸ばすには、まず本文中の根拠を正確に見つける力が必要です。
根拠がずれていれば、どれだけきれいな文章を書いても点数にはなりません。
小5・小6からでも国語は伸びる
「小6になってから国語を伸ばすのは遅いですか?」
このような質問をいただくことがあります。
結論から言えば、正しい読み方に変えれば、小5・小6からでも国語は伸びます。
ただし、やみくもに問題を解くだけでは伸びません。
間違えた問題について、なぜ間違えたのかを分析する必要があります。
本文の読み取りが甘かったのか。
設問条件を見落としたのか。
選択肢の言い換えに気づけなかったのか。
記述の根拠がずれていたのか。
この分析を毎回行うことで、国語の解き方は少しずつ修正されていきます。
国語は感覚の科目ではありません。
正しい読み方、正しい解き方を身につければ、偏差値は上がっていきます。
戸塚国語塾の中学受験国語指導
戸塚国語塾では、中学受験の国語に特化し、読解問題、選択肢問題、記述問題を論理的に指導しています。
特に小5・小6では、入試問題に対応するために、文章の読み方そのものを整えることが大切です。
目先の点数だけでなく、どの学校の問題でも使える読解法を身につけることを重視しています。
また、オンライン国語指導にも対応しているため、遠方のご家庭からも受講いただけます。
中学受験の国語が伸びない。
国語の偏差値が安定しない。
選択肢問題でいつも迷う。
記述問題で点数が取れない。
そのようなお悩みがある小5・小6のご家庭は、まずは読み方を見直すことが大切です。
国語は、正しい方法で学べば必ず変わります。
感覚ではなく、根拠で読む。
なんとなくではなく、論理で解く。
それが、中学受験の国語で偏差値を上げるための最短ルートです。


