中学受験の国語で線を引きすぎていませんか?戸塚国語塾が大切にしている文章の読み方
中学受験の国語では、文章を読むときに「大事なところに線を引きましょう」と指導されることがあります。
もちろん、線を引くこと自体が悪いわけではありません。設問の根拠を見つけたり、筆者の主張を確認したりするうえで、線が役に立つ場面もあります。
しかし、戸塚国語塾では、文章を読むときには極力線を引かないように指導しています。
なぜなら、線を引くことに意識が向きすぎると、文章全体の流れをつかむことがおろそかになってしまうからです。
特に中学受験の国語では、近年、文章量が長くなっている傾向があります。説明文・論説文でも物語文でも、限られた試験時間の中で、長い文章を読み、設問を確認し、本文に戻って根拠を探し、解答を作る必要があります。
その中で、本文に細かく線を引きすぎてしまうと、読むスピードが落ちてしまいます。
大切なのは、線をたくさん引くことではありません。
最低限の線引きで、内容を理解できるようになることです。
線を引きすぎると、読むスピードが落ちる
中学受験の国語では、文章を読む力だけでなく、時間内に処理する力も求められます。
どれだけ丁寧に読めても、読むだけで時間を使いすぎてしまうと、設問を解く時間が足りなくなります。
入試過去問に取り組むときは、本文を読む時間の目安として、1ページあたり2分程度を意識しましょう。
もちろん、文章の難易度や文字の量によって多少の差はあります。しかし、1ページを読むのに5分、10分とかかってしまう場合は、読み方を見直す必要があります。
線を引きながら読むと、一見丁寧に読んでいるように見えます。
しかし実際には、
「ここも大事そう」
「この言葉も気になる」
「この一文も線を引いておこう」
と考えているうちに、文章の流れが止まってしまうことがあります。
その結果、本文全体の内容が頭に入りにくくなり、読み終えたあとに「結局、何の話だったのか」がわからなくなってしまいます。
線を引くことが目的になってはいけない
国語の読解で大切なのは、本文にきれいに線を引くことではありません。
大切なのは、文章の内容を理解し、設問に対して根拠を持って答えることです。
線を引きすぎる子に多いのは、「読めているから線を引いている」のではなく、「不安だから線を引いている」という状態です。
少しでも大事そうに見える場所に線を引いておけば安心する。
でも、いざ問題を解こうとすると、線だらけでどこを見ればいいのかわからない。
これでは、線を引いた意味がありません。
線は、本文を読むための補助です。
線を引くことそのものが目的になってしまうと、国語の読解力は伸びにくくなります。
近年の中学受験国語は、長い文章への対応が重要
近年の中学受験では、国語の文章量が多い学校も増えています。
文章が長くなると、すべてを細かく確認しながら読むことは難しくなります。
そのため、重要になるのは、
文章全体の流れをつかむ力
段落ごとの役割を理解する力
設問に関係する部分をすばやく探す力
必要な情報とそうでない情報を分ける力
です。
本文に線をたくさん引いてしまうと、どうしても一文一文に意識が向きすぎます。
もちろん、精読が必要な場面もあります。
しかし、入試本番では、本文全体をある程度のスピードで読み、必要な部分に戻って確認する力が必要です。
だからこそ、普段の学習から「線を引きすぎない読み方」を身につけておくことが大切です。
最低限の線引きで読むとはどういうことか
戸塚国語塾では、線をまったく引いてはいけないと考えているわけではありません。
必要な場所に、最低限だけ線を引く。
これが大切です。
たとえば、説明文や論説文であれば、筆者の主張がはっきり書かれているところや、話の流れが大きく変わるところには印をつけてもよいでしょう。
「しかし」
「つまり」
「このように」
「たしかに」
「一方で」
「大切なのは」
こうした言葉の近くには、文章の展開や筆者の考えが表れていることがあります。
ただし、これらの言葉が出てきたからといって、毎回すべてに線を引く必要はありません。
大事なのは、言葉だけに反応することではなく、文章全体の中で本当に重要かどうかを判断することです。
物語文であれば、登場人物の気持ちが大きく変わる場面や、そのきっかけになった出来事に注目します。
ただし、表情、行動、会話、情景描写のすべてに線を引いてしまうと、本文が線だらけになってしまいます。
線を引くなら、気持ちの変化を考えるうえで本当に必要な部分だけに絞りましょう。
線を引かなくても読める状態を目指す
国語が得意な子は、必ずしも本文にたくさん線を引いているわけではありません。
むしろ、文章全体を読みながら、
「今は具体例の部分だな」
「ここで筆者の意見が出てきたな」
「この場面で人物の気持ちが変わったな」
「この段落は前の内容をまとめているな」
というように、頭の中で整理しながら読んでいます。
戸塚国語塾が目指しているのは、この読み方です。
線を引かないと読めない状態ではなく、線を引かなくても大まかな内容をつかめる状態。
そして、必要なときだけ本文に戻って、答えの根拠を確認できる状態。
これが、中学受験の国語で安定して得点するために重要です。
特にオンラインで国語を学習する場合も、ただ画面上で線を引いたり、マーカーを使ったりするだけでは読解力は伸びません。
「なぜそこが大事なのか」
「文章全体の中でどんな役割があるのか」
「設問の答えとどうつながるのか」
ここまで考えることが、本当の国語力につながります。
読む時間の目安は1ページ2分
入試過去問を読むときは、まず1ページあたり2分を目安にしましょう。
これは、雑に読むという意味ではありません。
限られた時間の中で、文章全体の流れをつかむための目安です。
時間をかければ読める。
でも、試験時間内には解き終わらない。
この状態では、中学受験の国語では点数が安定しません。
最初から完璧に速く読む必要はありませんが、普段の練習から読む時間を意識することが大切です。
線を引きすぎる癖がある場合は、まずは線の数を減らしてみましょう。
1ページに何本も線を引くのではなく、本当に必要なところだけに絞る。
線を引く前に、「これは本当に答えに関係するのか」と考える。
本文を読み終えたあとに、線を引かなくても内容を説明できるか確認する。
この練習を続けることで、読むスピードと内容理解のバランスが少しずつ整っていきます。
戸塚国語塾の読解指導
戸塚国語塾では、中学受験に向けた国語指導において、文章の読み方そのものを大切にしています。
単に問題を解くのではなく、
文章をどう読むか
どこに注目するか
どこは軽く読んでよいか
設問の根拠をどう探すか
時間内にどう解き切るか
を丁寧に指導しています。
特に、本文に線を引きすぎてしまう子には、線を減らしながら読む練習を行います。
最初は不安に感じるかもしれません。
しかし、線を減らすことで、文章全体の流れが見えやすくなります。
国語の読解では、細かい言葉をすべて拾うことよりも、文章全体の構造や筆者の主張、人物の気持ちの変化をつかむことが重要です。
戸塚国語塾では、最低限の線引きで内容を理解し、必要な根拠を自分で探せるように指導しています。
また、オンラインでの国語指導にも対応しているため、戸塚周辺にお住まいの方だけでなく、ご自宅から中学受験の国語対策を進めたい方にもご相談いただけます。
まとめ
中学受験の国語では、本文に線を引くことよりも、文章全体を理解することが大切です。
線を引きすぎると、読むスピードが落ち、かえって内容がわかりにくくなることがあります。
戸塚国語塾では、文章を読むときには極力線を引かず、最低限の線引きで内容を理解できるように指導しています。
入試過去問では、1ページあたり2分を目安に読み、長い文章にも対応できる力を身につけていきましょう。
国語が苦手な子ほど、まずは線をたくさん引く読み方から離れることが大切です。
戸塚国語塾では、オンライン指導にも対応しながら、中学受験の国語に必要な読解力、時間配分、根拠を持って答える力を育てていきます。

